いちねん、にねん


遠くに住む友達から節目の手紙なんぞをもらって、ひさびさに手紙の返事なんてものを書きながら、そういえば節目の4月だったんだなあ、なんてことをなんとなく考えた。気づいたらもう5月だって。はやいね。

あんまり関係ないけど、最近仕事のコンセプト作りで「手で書くことのぬくもり」みたいなことをずっと考えている。ひさびさのカルスタというか、哲学的思考すぎてもう訳がわからないレベル。手で時間をかけてあれこれ巡らせながら書く(描く)からこそじっくり考えること、手で書いたからこそ残る記憶や記録、時間をかけて届けるからこそ伝わること、手紙なんてその最たるものだよね、と自分でやってみてふと気づく。

ゴールデンウィークのはじまり、今年はあまり遠出する気分でもないし、近場で地味に遊びながら、空いた時間は今の部屋と実家の整理整頓と模様替えに費やすことにした。実家はもうすぐ建て替えってこともあるんだけど(預けっぱなしのスーツケースとか大量のまんがとかマジなんとかしなきゃ)。とりあえず、今のところ、今の部屋は2日かけてがっつり断捨利して、すっきり。ものがシンプルになったら、なんだかちょっと気持ちも軽くなった。手元に置いておきたいたいせつなものなんて実際ほんのちょっとなのだ。

ドイツから帰ってきてまる2年、今の会社に移ってまる1年。きっといろんなことを整理する時期にきているのだとおもう。いつの間にか、日本に馴染めるかななんて不安がよぎることもなく、いろんなことを後回しにしてひたすら走ってきた感じがする。前に進めているのかはよくわからないけど、だいじなものを見失わないようには走っていたい。あと3ヵ月で30さい。