フランクフルトの日が暮れちゃう

という奇妙な名前の、かつてホフディランが謳った歌を聞いたのは高校生の頃だったが、まさか、その街に自分が住むことになるとは思ってもみなかった。そして今、ちょうど3年。

最後のフランクフルトの夕陽を、マイン川を渡るいつもの16番トラムから眺めて考えたことは、いまだに明日、フランクフルトを発つなんて信じられなくて、全然リアル感ないなあ、なんてこと。

最後の仕事にしても、ストレス連続な引越しのあれこれにしても(リノベと解約手続きの日々!)、あんなに煩わせられながらも未だに実感わかなくて、ぼんやりと最後の夜が過ぎようとしてる。

明日ICEに乗ったら、少しは実感わくのかな。あたまが現実についていかない、最後のよる。