秋ドラ 完結編

奇跡のかせにのシーズンがついに終了。ほんとにたのしい3ヵ月だったなあ。


でも蓋をあけてみたら、いちばん熱心にみてたのは実はQ10だったんですけど。すいません。とりあえずは完結編です。


なんかもう、いちいち深くて、やっぱり木皿泉さすがでした。ストーリーも台詞も秀悦だったけど、登場人物ひとりひとりがすごく愛たっぷりに描かれていて、優等生とカメラ小僧カップルとか、ロック少女と和風男子とか、柄本明とその息子とか、白石加代子ウーチャカ親子とか、登場人物みんながいとおしいドラマだったな。物語の続きがほんとにどこかに存在するような、あったかい余韻のある物語。


とにかく戸田恵梨香譲のイモかわいさに開眼。数字が振るわなかったのは単にケイゾク世代だったひとが金10に帰宅してないよね、って話なだけの気がするんだけど、大森南朋のくだりといい、あたらしいことをやってる感がやっぱりひしひしとあって。バリバリ体育会系のかせりょうもなかなかたのしかったけど、やっぱりわたしは結局ボウズよりもっさりヘアが断然すきだ、と声を大にして言いたい。<フリーター>
すべりこみで家を買えてよかったねえ、誠治くん。大きなドラマがあるわけじゃないんだけど、小さな起伏を上手な役者さんが丁寧に演じるからすごくドラマチックで。物語もありがちな優等生感とかがなくて、等身大でリアルだったから、嫌味も違和感なくすんなり見れました。にのさんも浅野温子も巧いねえ。カミングアウトとか、お札のシーンとか、もう泣きましたよ。後任の平田さんもがんばってた。