Jamie Cullum Live

ひさびさのJamie Cullumのライブで水道橋のJCBホールへ。チケット取った時はまさか4月に九段下を離れることになるとは思わなくて、思いっきり近くて全席指定のJCBにしちゃったんだけど、これだったらスタンディングのZeppにしとけばよかったなーとちょっと後悔。結局遅れていって、2曲目からなんとか合流。楽しみにしていたDon't Stop the Music、聴けなくて残念だったなー。

Jamie Cullumのすごさは、ジャズをいろんな音楽にクロスオーバーさせるセンスのよさと、ジャズミュージシャンならではのライブパフォーマンスだと思っていて、CDよりぜんぜんライブのがかっこいいのはやっぱりさすが。ピアノあり、ロックあり、ボイスパーカッションあり、テクノ皿回しあり、もちろんジャズのカルテットあり、のレパートリーの幅広さは、毎度のことながらやっぱりかっこよすぎた。

前回のライブより、バンド構成もアレンジもどんどんシンプルになっていっていて、アルバムのタイトル然り、これが今の等身大のJamieくんのやりたい音楽なんだなあというのがひしひし伝わってくる。Twentysomethingのやんちゃなピアノ小僧くんがどんどん大人になっていくのはさみしくもあるんだけど、でも、その歳のとり方がすごくシンプルでかっこよくて、そうゆうのにすごく励まされたりする。フラットで、飾らなくて、等身大で、ウィットが利いてて、どこまでもキュートな人なのだ。音楽も生き方も。ピアノのタッチがずしんと響いて、どこまでも体の奥に残るような、すてきな夜だった。