1カ月、

あたらしい会社で働き始めて1カ月、全然慣れないけど、なんとかやってます。

去年がっつり寝込んでしまったGWも、今年は実家に帰ってごろごろしたり、アウトレット行ったり、温泉つかったり、はらっぱでお茶したりしてるうちに、あっという間に終わってしまった。自分が思っていた以上に、この1カ月はキリリと気が張りつまっていたみたいで、それをだらんといつものペースに戻すのに終始したみたいな5日間だった。

新しいしごとは、まいにち帰りが遅かったり、連休中もぽつぽつ仕事してみたり、圧倒的に自分のじかんが少なくなって、ううむ、こんなんでいいんかなあーと、なんだかいろいろ考えちゃうこともあるけれど、たのしいです。たまにモヤッともするけどね。

まだまだ毎日のペースがつかめなくて、ともだちづきあいも悪くなるし、自分でも毎日あふあふしながら生活していて全然落ち着かないけれど、幸運なことにチームはみんないい人ばかりなので、すこしずつ、体と気持ちを慣らしていかなきゃなあと思ってる。クールに、ポジティブに。そんな1か月です。



以下、じぶん用メモ。

1か月経ったいまの自分の気持ちを素直にきちんと整理してみると、しごと楽しいなあ、が7割、これからあたしどうなるんかなあ、みたいのが3割だなあという気がする、実際のところ。

あたらしい仕事になって、いろいろと貴重なしごともさせてもらったりしていて、今のしごとは特に、やったことが雑誌なり、テレビなり、VMDなり、目に見える形になるおもしろさもあるし、数字を出すことにセールスほど躍起にならない気楽さも手伝って、すごくたのしいし、おもしろい。商品も昔からずっと見てきたものだし、商品のバックグラウンド的なものへの愛着もあるので(このへんズバッといえないのがもどかしいんだけど)、体力的につらくても、毎日つくづくしあわせだなあと思いながら仕事をしてる。古い会社だけど、いちおう外資なので、人間関係も仕事のしかたも、日系と外資のあいのこみたいなところがあって、適度に風通しがいいのでやりやすいです。

一方で、ここ最近になって、周りのなかよしさんの環境がずんずん変わっているのを目にしたりして、結婚するひと、子供ができたひと、病気で休職している人、すぱっと会社を辞めたひと、恋に生きてるひと、モヤモヤもがいてるひと、なんだか転機は29を目前に急にドカンとやってくるみたいで、さてはて、わたし自身はいったいどこに向かっているんだろうと、はたと我にかえってしまうことも正直たまにある。周りと比べたところでどうにもならんのはわかってるんだけど。

28−29歳って、学校を卒業して、(わたしは遠回りしたけど)就職して、今まで並んで仲良く隣を歩いていたはずのひとが、はじめて個々の選択肢を迫られるというか、それぞれが別の分岐点にさしかかる頃なのかもしれない。どれが正しい答えかなんて誰もわかんない分、もがいちゃう歳なんだろうなー。

わたしの場合は、このまま仕事がどんどん楽しくなって、モリモリ仕事して、たまにアイ$に癒されて(ここ危険)、夜中に遊んでくれるともだちもどんどん減っていって、さてどうなるんだろうとかたまに考えたりもする。定時にあがってもりもり遊ぶ、みたいな生活はつくづく合わないなあと痛感したはずなのに(実際、前の会社に残っていたら今頃もっと病んでいたに違いないし、状況はまったく前に進まなかった)、今の自分にちょっと不安になってる自分も正直いて、そろそろ地に根を張る生活とか考えたほうがいいのかなーとか、たまにあたまをよぎったりもして、つくづくひとって欲深いなあと反省する。

とにかく今は前に進むしかないし、自分のなかの小さなもやもやを抱えながら、自分がした選択を信じてやっていくしかないんだろうけど、いまのモヤモヤは忘れないように、ちゃんと記しておかなきゃな、と思ったので、いちおう書いておきます。

まだやれる、その先のさき。