絶対延命ツアー

RADWIMPSのライブでさいたまスーパーアリーナへ。こんなに大きなハコでラッド見るのってはじめてで、ひさびさに新都心で降りたら、あまりのキッズの多さに驚愕した…すげえなラッド。でも相変わらずの超絶技巧で、たのしかったです。


サポートなし、メンバー4人だけで繋ぐ力強い音。相変わらずこの人たちのテクニックはすごいというか、20代と思えない巧さ。そして、圧倒的な世界観。

πのジャズ風のアレンジとそこからDADAに繋がるところとか、かっちょよすぎてはきそうでした。あとね、ふたりごとと音の葉やったの。すごすぎた。あの会場の特別な空気感、よかったなー。

よーじろが短いMCの中で、(大震災があって)今まで大事だって思ってたものがほんとに大事なんだってこと、ふだんどれだけ自分がいろんなものに囲まれているのかが初めてわかった。だからみんなももし周りにほんとうに大事だと思える人がいたら、その人をめいっぱい幸せにしてあげてください、みたいなことを言っていて、相変わらず甘っちょろいんだけど、なんて力強いメッセージだろうと思った。繋がろうとかがんばろうとか、日々いろんなメッセージが飛び交っているけど、このメッセージがいちばんシンプルで身近なことばかもしれないと思う。

アンコールを含めて2時間弱のライブで、キッズも安心の7時半終わりにはさすがにびっくりでしたけど、すごくたのしい2時間でした。ラッドって、自分がティーンの時に聴いてたら全然違う響きをしてたかもしれない。でもちょっとは大人になったからこそじわっとくることがたくさんあるんだよね。たくさんのキッズを眺めながら、なんか大人になるのも悪くないなって、そう思いました。